逆から考える

 

民事事件は、以下のようなフローを辿る。

  1. 受任通知等
  2. 任意交渉
  3. 訴訟等
  4. 判決等
  5. 執行等

事件処理にあたっては、常に逆から考える。

まずは、執行を考え、次に保全。勝訴見通しを判断し、訴訟でいくのか、任意交渉でいくのか、又は、受任すべきかを考える。

  1. 執行等
  2. 判決等
  3. 訴訟等
  4. 任意交渉
  5. 受任通知等

 

依頼者に判決って何ですか。と訊かれることがあるだろう。

そんなときは、「国家権力を借りて強制的に相手方からお金を取るためのパスポートです」と回答するようにしよう。

99%勝てる事案であっても、回収可能性が見通せなければ、きちんと依頼者にそのことを説明する。弁護士費用をドブに捨てるだけだからね。。