陳述書の上塗り尋問はしない
元裁判官から、陳述書の上塗り尋問を回避するコツを教わった。
■大事な事実のみに絞り、コンパクトに尋問する
尋問時間を長時間確保したりしない。簡にして要を得た尋問をする。
■陳述書では「大切なことは期日でお話します」との記述にとどめる
陳述書においても、読み手は、書き手の歯切れの悪い部分を嗅ぎ取るものだ。
時間が必要な箇所は、あえてぼかした記述にとどめ、尋問でしっかりと聴き取る。
相手方に情報を与えない。
約束以上の仕事をする
期待値を超えることが大切だ。
控えめに約束し、約束以上の仕事をする。
約束以下の仕事は、絶対にしない。
期限は守る。
できると言ったことはやる。
そのために徹夜しなければならないなら徹夜する。
安請け負いせず、丁寧に約束する内容を定める。
顧客情報のエキスパートになる
顧客の子供の名前
休暇の旅行先
顧客の配偶者の誕生日
顧客の好きな音楽
顧客の好きなレストラン
…
これらのエキスパートになる。
上司先輩弁護士から、顧客情報を訊かれるようになったら、しめたものだ。