論理誤差を意識する

 

論理誤差とは、評価する人が、評価要素の関連性を勝手に推論して評価してしまう現象をいう。

 

あるAさんのことを評価する。

Aさんは「爽やかな美人だ」から「仕事も気持ち良くテキパキこなす」だろう。

という評価があるとする。

しかし、爽やかかどうかという要素と仕事をテキパキこなすかどうかという要素は、客観的な関連性は希薄だ。

 

評価要素が少ないと、論理誤差が生じやすい。

人を評価するなんて烏滸がましい限りであるものの、評価するのであれば十分に評価要素を収集する必要がある。

論理誤差に基づく評価は、得てして無礼にもなりかねない。印象と事実が異なることの典型だ。